ベテラン住宅営業マンが建てたこだわりのマイホーム、完成

住宅のプロである住宅営業マンがどんな自宅を建てるのか気になったことはありませんか？
今回は大分市森町に完成したアイビックホームの営業マン、若林さんのご自宅を尋ねました。
人生の半分を住宅営業に捧げてきた若林さんが
ご自分とご家族(妻、小学生、中学生のこども2人)のために考え抜いたこだわりの家をぜひご覧ください。

住宅営業で培った経験、考え·想いをカタチに

　若林さんのこだわりを最初に感じることができるのは外観。シックな色合いを纏った外壁、採光を計算した上で最小限にとどめた窓、室内の構造や2階の天井高を僅かに縮めたことで強調された水平ラインとシンプルでありながら洗練された雰囲気、重厚感が目を引きます。

　室内はアイビックホームらしい、あたたかみのある落ち着いた空間構成が魅力。中でも若林さんが一番こだわったというLDKは必見です。「天井、床、巾木、窓枠など細かい部分で＂家の個性＂を出せるのが注文住宅の醍醐味。シナ合板の勾配天井、無垢材の床に合わせて巾木など細かい部分にも木材を使うことで部屋全体に統一感を出しているんですよ」と若林さん。さらに、勾配天井、吹き抜け、リビング階段など様々な要素をバランスよく配置することで開放感はもちろん、奥行きとメリハリのある上質で心地良い空間に仕上がっています。

　細部までこだわり抜いた若林さんのマイホームですが、実は全てが希望通りではなかったといいます。「複雑な要素が絡む家づくりでは希望通りにできないことも多々あります。私はその際、仕方ないと諦めるのではなく、＂今ある材料でお客様の希望以上の提案をしよう！＂と燃えます。自分の家づくりでもそれは変わりません。例えば、キッチン。展示場にあったものを買い取ったのですが、妻の希望とは少しずれていたんですね。そこでキッチン横に妻が希望した書斎をつくったり、キッチンからテレビが見えるように調整したり、他の要素をプラスして満足度を上げました。地道なすり合わせ、調整を繰り返し、最終的に家族全員が満足できる家になったと思います」。

　若林さんがもう一つ重視したのが現在基準の考え方。「未来は不確かです。5年後、10年後も自分が同じ考え方をしているとも限りません。お子様の成長、同居の可能性など未来に囚われすぎず、今必要なものを見極めることも大切です」。

　こだわりが詰まった若林邸は期間限定で公開予定。住宅営業マンならではの視点、考え方をぜひ現地でご体感ください。